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2026.10.03
売上にも直結する!軽貨物ドライバー配送時の荷物の積み方
荷物を適当に積んでしまうと、配達先に到着するたびに、
「この荷物どこに積んだっけ?」
と探すことになります。
1件あたりでは数十秒のロスでも、1日に何十件、100件以上と配送する仕事では、その積み重ねが大きな時間差になります。
反対に、最初から配送する順番を考えてきれいに積み込めていれば、車を停めてすぐに荷物を取り出して配送できます。
つまり、積み込みの上手さは配送効率、そして1日に配れる個数や売上にも関わってくるということです。
そこで今回は、コウショウ物流で新人ドライバーにもお伝えしている内容をもとに、配送時の荷物の積み方について紹介します。
※積み込み方法は配送会社や案件、ドライバーによって異なります。今回紹介する方法は一例として参考にしてください。
荷物を積む前に意識したい基本
まず、荷物を車に積み込む前に大切なのが、お客様から預かっている商品をきれいな状態で届けることです。
例えば、仕分けした荷物を一時的に地面へ置く場合。
ダンボールをそのまま地面に置いてしまうと、箱の底に泥や汚れが付いてしまう可能性があります。
その状態でお客様のご自宅へ届けることは避けたいところです。
そこで、ブルーシートや養生シート、ダンボールなどを敷き、その上に荷物を置いて仕分け・積み込みを行います。
車内についてもシートなどを敷いておけば、荷室の汚れ防止にもなります。
特別な道具を揃えなければ仕事ができないわけではありません。
実際、朝倉社長もドライバーを始めた当初は、余っているダンボールを敷いて積み込みをしていました。
まずはできる範囲から、荷物を汚さない環境をつくることを意識しましょう。
重い荷物は下、軽い荷物は上が基本
積み込みでまず覚えておきたいのが、
「重い荷物は下、軽い荷物は上」
という基本です。
大きいダンボールだから重い、小さいダンボールだから軽いとは限りません。
見た目は小さくても非常に重たい荷物もあります。
そのような荷物を軽いダンボールの上に載せてしまえば、配送中に下の箱が潰れてしまう可能性があります。
商品によっては、外箱が潰れたり穴が開いたりしただけでも、お客様に受け取っていただけないケースがあります。
特に飲料などの重量物はできるだけ下へ。
軽い荷物や潰れやすい荷物は上へ。
単にたくさん積めればいいのではなく、荷物を破損させずに届けられる積み方を考えることが大切です。
重たい荷物は「持ち方」にも注意
軽貨物ドライバーとして長く働くためには、荷物だけでなく自分の身体を守ることも重要です。
特に気をつけたいのが腰です。
重たい荷物を持ち上げるときに、腰だけを曲げた状態から一気に持ち上げると、腰を痛める原因になります。
しっかりと膝を曲げてしゃがみ、身体全体を使って持ち上げることを意識しましょう。
軽貨物は毎日何十個、何百個と荷物を扱う仕事です。
一度の無理な持ち上げ方が原因で仕事を続けられなくなってしまっては意味がありません。
積み方だけではなく、安全な荷物の持ち方も仕事の基本です。
配送エリアごとに荷物を分ける
ここからは、配送効率を上げるための積み込みについて紹介します。
例えば、
・1丁目
・2丁目
・3丁目
という3つのエリアを配送するとします。
この場合、すべての荷物をバラバラに積むのではなく、エリアごとにある程度まとまりを作って積み込むのがポイントです。
1丁目から配送するのであれば、1丁目の荷物を取り出しやすい場所へ。
その次に2丁目、最後に3丁目というように、配送する順番を考えながら荷室をブロック分けしていきます。
4つ程度のブロックに分けたり、さらに細かく5〜6ブロックに分けたりと、方法はドライバーによってさまざまです。
重要なのは、
「次に配る荷物がどこにあるのか分かる状態にしておくこと」です。
これだけでも配送中に荷物を探す時間を大きく減らせます。
最初に配る荷物は一番取りやすい場所へ
荷物をエリアごとに分けたら、次に考えたいのが取り出しやすさです。
例えば、運転席から降りてスライドドアを開けた場所に、最初に配送するエリアの荷物を置いておけば、
車を停める
↓
スライドドアを開ける
↓
すぐ荷物を取り出す
↓
配達する
という流れを作ることができます。
リアハッチ側から荷物を取る方であれば、後ろ側に最初の荷物をまとめても構いません。
正解は一つではありません。
自分が普段どこから荷物を取り出すのかを考えて、その場所に最初に配送する荷物を配置する。
これがポイントです。
時間指定の荷物はまとめておく
宅配では「午前中指定」など、時間指定の荷物があります。
時間指定の荷物は通常の荷物と混ぜてしまうのではなく、あらかじめ専用のスペースを作ってまとめておく方法もおすすめです。
特に新人ドライバーの場合、午前中指定の荷物を先に配送し、その後に時間指定のない荷物を回ることもあります。
その場合、午前中指定の荷物が車内のあちこちに散らばっていると、そのたびに探さなければなりません。
最初から一ヶ所にまとめておけば、時間指定の荷物を優先してスムーズに配送できます。
配送が進んでそのスペースが空いてきたら、奥にあった荷物を移動させるなど、荷室を整理していきましょう。
伝票は見える方向に向けて積む
荷物そのものの位置だけでなく、伝票の向きも配送効率を左右します。
スライドドアやリアハッチを開けたときに伝票が見える方向へ揃えておけば、
「○○さんの荷物はどれだ?」
となったときにも確認しやすくなります。
逆に、伝票が壁側を向いていたり、下になっていたりすると、荷物を一つずつ動かして確認しなければなりません。
荷物を積むときのほんの数秒の工夫ですが、配送中に何度も荷物を探すことを考えれば、大きな違いになります。
テレビなど倒れやすい荷物は固定する
荷物の中には、テレビのように薄くて倒れやすいものもあります。
そのような荷物は単独で置くのではなく、重量のある荷物などを利用して、倒れないように支えておくことも大切です。
もちろん、重たい荷物を上に載せるのではなく、横から支えるイメージです。
配送中はカーブやブレーキなどによって荷物に力が加わります。
積み込んだ瞬間は安定して見えていても、走行中に倒れてしまうことがあります。
「走ったときにこの荷物は動かないか?」
まで考えて積み込むことが、破損防止につながります。
配送しながら荷室を整理する
朝きれいに積み込んだからといって、それで終わりではありません。
配送が進めば、当然荷物は減っていきます。
すると、最初は隙間なく積まれていた荷物の間にスペースが生まれます。
そのまま走行すると荷物が動きやすくなり、急ブレーキなどで荷崩れを起こす可能性があります。
そのため、配送途中でも空いたスペースへ荷物を移動させるなど、こまめに荷室を整理することが大切です。
整理することで、
「この荷物はここにあったな」
「次に配る○○さんの荷物はこの辺だな」
と荷物の位置を再確認することもできます。
一見すると整理する時間がもったいないように感じますが、そのひと手間によって、その後の配送がスムーズになることもあります。
小物や封筒はボックスにまとめる
宅配では、ダンボールだけではなく小さな袋や封筒なども配送します。
こうした小物を大きな荷物の隙間にそのまま置いてしまうと、
「どこにいったか分からない」
という状態になりやすくなります。
さらに、荷物を降ろした際に一緒に車外へ落ちてしまい、それに気づかないというリスクもあります。
そこで、小物専用のボックスやカゴなどを用意して、まとめて保管する方法があります。
伝票や配送端末などにも「小物」「封筒」など、自分で分かるように登録・記録しておけば、探す場所を限定できます。
助手席など、決まった場所を小物置き場にする方法もあります。
大切なのは、「小物はここ」と自分の中でルールを決めることです。
台車などの道具も取り出しやすくしておく
荷物をたくさん運ぶ現場では、台車を使用することもあります。
荷物をパンパンに積んだ結果、台車が一番奥に入ってしまうと、使うたびに荷物を降ろさなければなりません。
頻繁に台車を使用するのであれば、荷室の端などにスペースを作り、すぐ取り出せるようにしておくと便利です。
荷物だけではなく、
「配送中に何を、どの順番で使うのか」
まで考えて車内を作っておくことが、配送効率アップにつながります。
配れるドライバーほど荷室がきれい?
コウショウ物流で新人ドライバーの研修をしていると、
「一人で配送したら、どこに荷物を積んだのか分からなくなって探すのに時間がかかりました」
という声を聞くことがあります。
実はこれが、積み込みが重要な大きな理由です。
配送先までどれだけ早く移動できても、到着してから荷物を探すのに毎回1分かかっていたら、その時間が積み重なってしまいます。
反対に、荷室が整理されていて、次の荷物をすぐ取り出せれば、その分だけ配送をスムーズに進められます。
もちろん、経験を積んでいけば自分なりの積み方が見つかります。
一見するとかなり独特な積み方でも、本人にとっては場所をすべて把握できているというケースもあります。
ただ、最初からそれを真似する必要はありません。
新人のうちは、
エリアごとに分ける。
時間指定ごとに分ける。
重たい荷物を下にする。
伝票を見えるようにする。
小物の置き場所を決める。
こうした基本を徹底することがおすすめです。
コウショウ物流では、これから軽貨物ドライバーを始めたい方も募集しています。
未経験からスタートする方には、荷物の積み込みや配送の進め方など、実際の現場で必要になるポイントもお伝えしています。
軽貨物ドライバーという働き方に少しでも興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。